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パゴダV

 

 

 

2010年9月 お天気にも恵まれ妹家族とほとんど同時に寺に到着し法事が始まる。寺で一周忌法要を行い、みよしで精進落としの会食をし、マミお勧めの大仙家ホテルに泊まる。

9/4 5時 6時 8時 8時 11時 19時 24時

 

お寺の奥さまの話。78歳まで勤めた仕事が終わったのでこれからはお寺の行事に専念できると言っていた。お花がすきでしたねえ。『きれいな花ですねえ』とよく庭の花を褒めてくれました。

9/5 6時 7時 11時 15時 カメラマンAより モノクロ カラー ぷれぜんと

 

2009年

1月27日(日曜日)入 院

1月29日(木曜日)13:00〜手術

1月30日(金曜日)ICUへ 面会(昼2:30〜3:30 夜7:00〜8:00)

2月02日(月曜日)ICUより個室へ

2月20日(金曜日)個室より一般病棟へ

3月13日(金曜日)退 院

 

入院中のマミのメモがあった。

 

2/26 A川さん今日で最後。4日間あんなに優しいかわいいA川さんに手縛って頂いてうれしかった。一生忘れません。掃除の上手な方。2/23-2/26迄4日間ありがとうございました。S先生N先生ぬってもらう。5時頃。担当TM子看護婦シャワ。髪洗ひ

 

3/2 Eさん 先生 A山さん今日から3日間勉強にこられる。4時に終わりなのに4時20分になってしまい申し訳なかった。リハビリ10時なのにまちがって11時になってしまった。リハビリの先生からI瀬さんも連れてくる様にと申されましたがおしりがいたくてどうしても行かれないとの事、明日手術なので。

 

3/3 ひな祭りの日、雪の舞う寒い日Y子さん来てくれる。今日は洗濯物家へ持って帰る。雪のふらないうちに早く帰る。夜I瀬さんのお孫さん男の子生まれる。明日朝9時手術8時間。

 

3/5 K先生から又、I瀬さんを手術終わりさそってくる様にいわれました。もうすぐおあいできそう。I藤さん3/5今日退院1時30分。昨日はお休み A山さん最後の3日目の日、F屋Tさんと今日は最後の日。足を洗って頂きいい気持ち。背中も強くふいて頂きかゆみもとれ、ニベヤクリームをぬってもらいすっきりあゝ幸福せです。ありがとうございました。3/23/3 ―4休み3/5

 

お話好きなI藤さんちょっと勝気な方でしたが別れる時はとてもすなおになっていいI藤さんになり別れる時は悲しく淋しさを感じました。5日(金曜日)4日 となりにH村さんこられる。背の高いりっぱな体格男なみの方、いろいろのお話をきゝ楽しかった。

 

3/7 H美Y子二人来てくれる。お腹のはりかえを教えて頂く。F屋Tさん。少し自信がつく。今日はお天気もよくあたたかい。A香ちゃんもT司さんと来てくれ皆んなで楽しく語り合いました。私はお風呂に入れてもらい気持ちよく1日せいせいとした気分でした。

 

3/8 背中がかゆくてねむれなくてベッドにこしかけ、30分位じっとしていました。

 

3/912日迄4日間 今日S井さんが来てくださいました。熱心な方で一生けん命つくして下さり1日目は皮膚科に連れていってもらいました。女の先生で優しい先生でした。ちょっと皮膚をけづり検査してかゆみ止めの薬大きな入れ物の方をくださいました。夜つけてかゆみがだんだんとれてよくねむれました。先生ありがとうございました。S井さんとはじめて売店へ行きました。新しいお菓子がづらり並んでほしい物ばかり、栗しぐれ、青りんご、果汁グミ、モナカ等、楽しかったです。

 

3/10 今日はS井さんとS木さんシーツの取り換えをしてくださいました。きちんとていねいにしてくださり、夜は気持ちよく、よくねむれました。リハビリにも、ついて来てくださり、若い方とおもしろいお話が出来てうれしい1日でした。明日はお風呂に入れる由、又たのしみです。

 

3/11 朝10時S井さんとリハビリに行く。K先生急に用事が出来お休みで若い先生が階段の上り下り、あるく練習してくださる。S井さんに髪を洗ってもらったり足の先迄ていねいにして頂き気持ちよく今日は背中迄皮膚の薬をぬってもらいました。今晩もよくねむれそうです。S井さんありがとうございました。お腹の袋の替えはI田さんにやって頂きました。

 

3/13 Y本ガス代、S木I井N原K田K下S山 もち菓子持って行く。S月さんの菓子。S月さんの家に(オセンベイ)を持ってゆく。花屋シキビ700円。お昼から雨ふりだす。みよしさんで食事する。3人で。お茶が最高おいしかった。3/13 金15

 

3/14 明日は東京に行くので大事な人達にごあいさつ参りをした。F島さんにもあえた。M伏さんにあえてよかった。夜、M伏さんお見舞い持ってくる。自転車ヤのY本Iさんからもお見舞いを頂く(五千円)暮れにおじいさんにあげてあるので・・・午後雨が止んだので荷物を車に積み東京へ向ふ。

 

 

その手帳の後ろには私たちからの言葉も書いてある。『初めての入院ぐぁんばれぃ!しょっちゅう来るから待っててね。1/25H美』『病院でのんびり過ごそう。治ったらH美ちゃんと3人で温泉旅行に行こうね1/25Y子』『マミのホッペがふっくらしたので安心した。1/26まりあ』そして半年間の東京療養暮らしが始まったのだった。

 

『チャレンジ大学』を受講していた。14年度20単位を受けたようだ。15年度も20単位を。16年度は14単位を。17年度も14単位。18年度も14単位を。町の教育委員会が主催する、ふるさと総合学というものらしい。『寿大学』ともいうそれは、町の中央公民館・多目的ホールにて2時間行われる生涯学習だ。19年度に14単位を受けたのが最後の、受講手帳(教養コース)が出てきた。

 

前々日のマミの言葉。「いろいろ申し訳ございません。ありがとうございました」

私も思い切って言った。「こちらこそありがとうございました」

 

「H美ちゃん、ごめんなさい。○坂さんにもごめんなさい。ありがとう」

前日に言った。ちゃんとお礼を言って天国へ旅立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

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