オークラランタン(ロビー)
ホテルオークラ東京(虎ノ門二丁目)は、帝国ホテル東京、ホテルニューオータニとともに、ホテルの「御三家」と称される。
私達は数年前、仲人さんの『お別れ会』に出席しました。その時の会場が、オークラだったのです。
並んで献花をして奥様にご挨拶をし一緒に写真も撮った。会場は立食パーティー形式でお食事もあり、我らはテーブル席に座って寿司などを・・・。飲食のコーナーが沢山あり酒も飲み放題というパターンが初めてだったのでワインだウィスキーの水割りだと頂き雰囲気に酔っていた。
会場のコーナーには、いろいろな場面のご夫婦の写真が飾られてあり楽しむ事もできた。足が悪い様子の奥様は車椅子を使っていたが、スーツの若者がひざまずいて話していた。合間を縫ってテディの主治医だった奥様との写真を撮った。
その後、デザートを横目にロビーに行った。
何故か?
何故、ロビーに行ったのか。
直ぐには帰れない訳がありました。時間が必要になったのです。
本館開業時よりオークラ・ランタンの名で親しまれてきた照明具。古墳時代の飾り玉に見られる
切子玉型をデザインしたもので、五角形板 10 枚をつなぎ合わせて切子型とし、五連繋げて ひとつとしている。内側には布を張り和紙のような風合いにしている。
その下に幾つかあるテーブルセットのひとつに落ち着いた。
車で来ていたんだよね。私達ったら?!
日本有数の高級ホテルである「ホテルオークラ東京」本館の建て替えが間近に迫っている。2015年8月末に閉館し、9月から建て替え工事を開始、東京五輪直前の2019年春に新装オープンとなる予定だ。当日のまりあは又、眼にできものができ、こーんなサングラスをして行ったのでありました。
『お別れ会にはありがとうございました。お元気におすごし下さい。御父上様の肖像画はずーっと飾っています』。
ご主人が9月6日に亡くなったという喪中はがきに添えられていた言葉です。ホテルオークラで行われたお別れ会に伺い、女医でありテディの命の恩人『パティオ』「布団」でもある奥様とお会いしたのでした。