フーコーの振り子（上野探訪）
『フランスの物理学者レオン・フーコーが1851年、パリのパンテオン寺院でこのような
振り子で実験を行って地球が自転していることを説明したことから、この振り子を「フーコーの振り子」といいます。長い振り子（通常10m以上）の底に質量の大きいおもりをつけたもので、地球が自転していることの証明に使用される。レオン・フーコーが1851年1月8日にパリのパンテオンで公開実験を行い、地球の自転を証明した。』
いつか行きたいとぼんやり思っていた。
恐竜がいる建物がこんなに近くにあったとは。『フーコーの振り子』もきっと見ただろうに、地球の自転を証明しているという、この止まらない玉のことはすっかり忘れていた。大理石で造られたこの建物を閉館時間に追われて大きな恐竜を横目に大急ぎで出なくてはならなかった思い出。フーコーの振り子と共にその後数十年もの間忘れていた。
東京に住んでいる時は乗り換えもあり上野は結構遠いところだった。引っ越しをした今、一番近い東京が上野なのだ。これはある種ラッキーなこと。今日はＴ先生とデートだ。
『シアター３６〇』というものを見るために行列する。
10分程の上映だが、ＴＤＬのものより長いし、行列に並ぶ時間はＴＤＬのものより短い。なんだか得した気分だ。今回のプログラムは『恐竜の世界–化石から読み解く–人類の旅–ホモ・サピエンス（新人）の拡散と創造の歩み–』だ。いくつかあるので次回は違うものも見てみたい。
『シアター36〇のスクリーンは全方位にある。つまり球体型スクリーンを中心部分から見ているような格好だ。そのため本当に３Ｄの世界に入り込んだような気分になり、３Ｄ映像の中を飛んでいるような錯覚に陥る。下を向けば地面があり上を向けば空、周りを見渡せばそこには３Ｄで作られた空間が広がっており、キャラクターが自分と同じ目線で動いている。』
鹿、熊、鳥、牛、動物園もある。剥製がたくさんある。
縄文時代やらの等身大の人間もある。ミュージアムショップではティラノサウルス、トリケラトプス、ステゴサウルス、プテラノドンの「ダイナソーチョコレート」を購入した。
数日前にここを訪れていたルーシーは「ダイオウグソクムシ入りせんべい」を、イメルダは「ボタニカルな絵ハガキ7枚100円」を購入したそうだ。ミュージアムショップでも性格が出る。
Restaurant
鹿肉を食べワイン飲み放題の店で彼女の娘さんの結婚式写真を拝見した。２着のドレスはレンタルでも１００万円しそれはＴ先生が支払ったとか。他の友達も子供や孫の為に働いていると言い家購入の半額を出したとか言い満足気だったな。皆、子や孫に甘くなるのだろう。集まった数千枚の写真から本に仕立てていた。大きい写真を入れたりメリハリがあったらよかったな。それにしても綺麗な花嫁さんでした。
アメ横
イチジクのコンポートを沢山作ってあるのでドライイチジクはいらないと言い稲庭うどんやオイルサーディンなどを買っていた。私はクルミやオイルサーディンやイチジクを買った。
後日、イメルダと話したら同じ場所で遊んでいたことが判明した。でも、2日違いでね。博物館、アメ横二木の菓子では懐かしいお菓子を買ったとか。
＜アメ横はパピの街だと、大人の街だと思っていた。お父さんが毎年正月の買い物に行っていたから。年末のラッシュアワーのようなアメ横へ、小さい時に私達姉妹を連れて行ってくれたこともあると妹から聞き驚いた。二木の菓子で好きなお菓子を選びなさいと言われて、妹は魚の形のせんべいを、わたしも好きなものを選んでいた、と。問屋用なのか大きい袋だったよ、と、私の記憶にはないことだった。
Ｂａｒ
テレビで時々見ていたラクレットチーズをジャガイモやブロッコリーやバゲットにとろっと掛ける、お腹もいっぱいなのでそんな技だけを見にそんなバーに行った。
カラオケ
時間も金も自由な年齢になったので最後のおまけに寄る。時間内で目一杯歌うというものでもなく、前回などはほんの30分雨宿りの椅子がわりということもあった。カラオケ大人買い！
チケット
特急券と乗車券を買って、ホームまで走って、電車に乗せてくれた。
ありがとう！
またね。