○      構成　良い、センテンス　短い、伝達度　わかる。傑作でした。まりあ作品の中でも一番の出来です。ユーモアにあふれていて面白かった。あればあるで悩みがあるところがものすごく作品としてのユーモアでした。

 

○      文体★★★★構成★★★★読み手へのコミュニケーション度★★★★語彙★★★★インパクト★★★★題材選択★★★★ユーモア★★★アイロニー★★タイトル★★★★★（☆まず、初めにこのコメントおよび上記の評価には客観性はありませんので、悪しからず。）
妹さんは最初宝石の美しさに魅了され、そういうものを身につけて暮らせる生活に憧れ、実際にセレブな生活を手に入れられたわけですね。一方「私」は「結婚式費用も親に出させ、食事会もせずお礼すら言わずうかれて家を出た」というこの対比が面白いです。妹の生き方は妹の生き方として認め、自分は自分で恐らく自分の生き方に満足されているのでしょう。マスコミで宣伝されているセレブな暮らしには嫌味を感じますが、この作品に登場する妹さんはとてもチャーミングで魅力的でした。もちろん、お姉さまの方も。　
 

○      男の私には装飾品や宝石に全然興味も縁もありません。男には分からない世界のようです。でも、なぜか書かれている宝石の名前ぐらいは覚えています。そして不思議に豊かな気分になりました。

 

○      私も20才前後、大阪梅田の三番街のショーウインドウにかざられたエメラルドにうっとりしていたっけー。中国の窃盗団に入っていなくとも妹さんちの住所教えて！

 

○      田舎者の私の生活ではなにかとても実感に乏しいお話です。お金持ちの悩みでしょうか。イメルダさん宅にもしも中国窃盗団が入ったら、という架空場面の設定そのものが想像さえできないことです。

 

○      ぼくはマーチンのギターだけは関心ありますけど、その他のものはまったくわかりません。

 

○      イメルダ夫人のようにダイヤモンドや宝石のたぐい、私には無関係。興味ありません。大統領のマルコスの方が自分的にはすき。

 

○      私も結婚式の費用は親に出してもらいました。まりあさんの妹は若くして高収入だったようで、そういう才能がおありなのでしょうね。それに又ご主人も高収入の方のようでとてもいいことだと思います。そうそう先日、女性ばっかり集まった時まりあさんの話題（作品やホームページです！）になってどんな人かしらって会いたいっていう人がいましたね、私も。いつか、実現したいですね（そのせつはよろしく）とにかく個性が輝いている文面からとても素敵な女性と思っています。

 

○      宝石好きの妹さんの話だが私は集めはしないが親しい友人にジュエリー関係者（○○真珠、○○スターダイアなどの社長、常務など）が多くヨよま彼らの会社やショールームやジタクであうことも多く自宅にあるジュエリー類も良く拝見する。本エッセイの中に登場する宝石類には「いわゆる色物が多く価値が変化しやすい欠点」があるが、ダイヤだけは変動が少なく私は買う人がいたらダイヤを薦めることにしている。何せ私が紹介すると「社員割引チケット」というものを出してくれるからで機会あるごとに既に何人かに紹介している、いつか「彼女ができたら貯めてある割り引きチケットでダイヤを買ってやりたい」と思うが、このまま無理なら娘のエンゲージリングに替わるだろう。

編集雑記
★22号は遅くなりましたが、4月はじめに発送。
★22号作品では、難しい漢字が多かった。辞書で調べてもすぐ忘れた。せっかく賢くなったのに、わすれてはもったいないことをした。なんでも使って大事にしないと。
★23号のテーマは「うまい」に決まりました。（ＫＥＣ編集長）