Ｍｙ　ｄｅａｒ　Ｆｒｉｅｎｄｓ

ＭｉｓＣ

昔の携帯電話の電源を入れたらメールが出てきた。まだ遊び始めの頃の『今何してる？』　『あそぼ！』などが出てきて『何でもないことばでもうれしかった』と言う。

去年同じタイプだと思い、ＣにＥを紹介した。２人でパレスに行ったらいいなとも思った。

『道は私が知っている』　『じゃ車は私が出す』と話が決まったようだったが・・・

『考えるに私はひとりが得意みたい・・・』

『パレスに行く時はひとりがいいんだ・・・と思う』

『ノートに言葉を書いて？』

に首をふる。弱っているもう一人も、あたらしくできた友達に連絡を取ることもできそうもなく、首を横に振った彼女とひとりひとりで来ることになったようだ。

5/20　ハートのキーホルダーのプレゼントに添えてＭに手紙を書いたと持ってきてくれた。私が一番欲しいものは＜その子の気持ちが書かれた手紙＞だとわかった。Ｍとのエピソードなどが書かれていたらそれはさらにうれしいものだ。ハートのキーホルダーは車の鍵につけた。園にロイヤルミルクティー、レモンティー、レモネードなどと冊子３冊を、分園のＣに届けてもらった。

7/13お盆が来た。ちょうどその日もちっ子Ｅが来たので家族ともちっ子ＥでＭを迎えた。新聞紙とおがらをほうろくに乗せて火をつけ、パパが飛び、ノエルが飛び、もちっ子Ｅが飛び、ママが飛んだ。外側から家側に。二灯の青い提灯も回っている。今日はいつもと違ってごちそうだったので驚いているかも。仏壇前に置ききれない程皿が並べられている。

もちっこＥは少し太り元気そうに見えたが、話を聞くと非常な苦労をしているようでかわいそうだった。人格否定などという言葉も出るほどのいじめにもあっているという。今は勤務先も変わり一応理解ある人たちの中で仕事ができているとはいうものの、実は完全復帰ではないという。将来的にも仕事私生活と悩みはつきない。それでも生きていりゃこそ明るい未来もあるってもんだ。耐える時期だって必要なのだ。

7/15お盆明け　新聞紙とおがらをほうろくに乗せ、さよならの行事をする。

「このまま返さないでおこうか」

「意味がない」

と言われ、一日遅れで返すことにした。新聞紙とおがらをほうろくに乗せて火をつけ、家側から外側に、ノエルが飛び、ママが飛んだ。

Ｃはこの頃とんと来なくなった。