Ｙ子おば（状況報告）

マミは、私の好きなお菓子やドライフルーツ、まんじゅうを送ってくる。

暮れには餅。今その餅で何とか生きているような気がする

★最後のパーティ後、Ｍに歌がうまいと言われてロッカーになったというＭｕ、子供を連れて来てくれたＡ。そして猫と遊んでくれた3人の男の子が来て、電話もメールも来客も途絶えている。

★Moよりメールお久しぶりぶり。パパ、ママ、Eちゃんお元気ですか？私は年越しに胃腸炎になってしまい、トホホな新年を迎えました。今年又転職を考えていて、今就職活動中です。ちなみにまだ独身です（笑）220113YM

★「お花もだめなの？」と聞かれ「そう、すべてにしたい」と答えた。

★Ｅが来たがっていると。

★５月 Ｍ他一同よりアレンジ。Ｙより二つのアレンジ。墓でふた組と会う。正確には一組とひとり。

★７月Ｎがひまわりの花を手に玄関に来た。立ち話で今仕事も住居も島だと知る。

★Ma父の葬儀あり。電報

２９歳の時、バースデイパーティの終焉を告げた決断で5年間の緊張が解けたような気もしたと言うお母様はお姉さまEと初めて当日にパレスを訪ねることもでき、そこで２組のお友達にも会えたとか。

お母さまは、『Ｍちゃんねる』を音楽で満たそうなどと思い『ＹｏｕＴｕｂｅ』へと入っていく。そばにはジル様と名付けられた黒猫が寝転んで・・・。

宅急便（マミ・ユー）

『Mちゃんの事いつまでも想って下さり、〇〇家を訪ねてくれる友人の方々ありがとうございます。皆様の集いは何よりの供養になると思います。Ｙ子叔母』

『Ｍちゃんおかえりなさい。家族とお友達と楽しい時を過ごしてね。Ｙ子叔母』0713

『この頃何でも美味しくてHちゃんのことを思うと申し訳ない気持ちで』と思いながら食べるそう。ミーシャのCDを聴くときは『Mちゃん一緒に聞こうね』と言うそうだ。書いては泣き、読み返しては泣き、文にするということはつらいことだという感想と共に送られてきた。

妹は、『買い物に行きたくなくて半日から一日悩む』と言った私のために食料を送ってくれる。お友達が来たときにも便利だと言い、スパゲティとソースも沢山、トングも２本。元気になるようにと栄養剤、お線香も４箱、きれいになるようにと化粧品、ワインが４本も入っている。集いの資金としてのお金まで来る。愛情がいっぱい送られてくる。

宅急便を送ってくれる妹との電話でMの話をする。

「あの子は幸せすぎたんだね。思い通りに生きてきたからうたれよわいのかも」

きらきら

ぜいたく

支えられ、守られ

おすそわけ

「いとことしてちいさいころに遊んだ思い出しかない」

と姪のAが言ったら、

「それは残念だったね」

と言われたそう。

「おれのせいだ、おれのせいだ」

と繰り返し言いながら泣いていた男の子のハンカチはタオルだった。絞ったら水が出そうに思えたと。

「シモネタでも何でもいいから話していないと泣いちゃうんだ」

と言いながら喋り続ける。みんなの悲しみが伝わったと言う。

あの日もことも教えてくれる。

Ｍの全部を理解していたと思っている友達は、知らない面も知っていく。

葬式のマイクロバスに乗るとき

「あなたがたはどなたですか」

と、KがEに聞いたそう。

「なんだよ、あいつらはだれなんだよ」

と言っていたと聞いた。

彼のせいだと思い、食事の席にも行きたくなかった。外にいたと。NOは口をきかなかったと。せめてピアスぐらいはずしてこいよと文句をいっていたそうだ。今度あの時のことをKに聞いてみようと言っていた。

友人からの冷たい視線に耐えているのかもしれない。かわいそうだ、守ってあげなくては。と思っていたがほんの数ヵ月後はばたいていた。都心で同棲って・・・・。

それを知って愕然とした。あの年月のむなしさが胸にくる。ホッﾄプレート、ブーツたて、ゴルフボールという家族への最後のプレゼントはあの年月の私達への代償というわけか。