閔杜(ミント)の旅行記（親孝行旅行）

 

2003年秋、中国地方へ両親と2泊3日の旅に出ました。

「熟睡はできないですよ」
と旅行会社の人から言われてはいたのですが、寝台車が初めてだった私と両親はやはり揺れにまいってしまい、松江で電車から降りた時にはほっとしました。
東京駅から乗り込んだのは寝台特急サンライズ出雲。 朝は車窓から雄大な大山を眺める事ができました。

　その後はぐるっと松江レイクラインのバスに乗り、ルイス・C．ティファニー庭園美術館へ。ここは私の大好きなティファニーのステンドグラスの美術館です。昔は名古屋にあり学生時代に友人と二度訪れたのですが、その後松江に移転し、今回は二度目の訪問となりました。

　美術館を出る頃に雨が降ってきてしまい、その後の観光予定をとりやめ、宿泊先へ向かう事にしてタクシーの中より松江城を眺めながら松江駅まで戻ってきました。
奥出雲そば処「一福」で昼食をとったのですが、舞茸のてんぷらがてんこもりで、未だに母はそこの「おそばはおいしかった」「又食べに行きたい」と思い出しては言っています。皆さんも松江に行く事があったら食べて下さいね。


　その日は大山の麓、米子ハイツに一泊し、翌日は宮島へ。JR特急スーパーやくもと新幹線での移動は少し大変でしたが、両親は初めての宮島にとても喜んでくれました。
　昼食に牡蠣を食べ、ぶらぶらと宮島の参道を見ながら神社でお参りをし、紅葉谷公園へと向かいました。以前同じ時期に訪れた時にはもみじが紅葉でとても美しかった紅葉谷公園なのですが、その年は異常気象で紅葉せず次々と葉を落としてしまったそうで、美しい紅葉谷を両親に見せる事ができず残念でした。


　錦水館 別館に一泊し、翌日は広島へ向かい、原爆ドームを見ました。初めて訪れた父はとても興味深かった様子で、訪れて良かったと言ってくれ、母は最後には泣いていました。それから昼食をお好み共和国ひろしま村でお好み焼きの昼食を食べ、帰路につきました。

　またいつか行ってみたいです。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００４・３・３１閔杜(ミント)