プリマドンナ

子供の頃と〜っても体の弱かった私に、母はモダンダンスを習わせた。
　たまたま通っていた幼稚園で教えている先生がいたからね。結構、安易な発想！普通、子供って体が柔軟なのに私ったら、とんでもなく硬いの(~_~;)未だにそれをひきづっているか・・・。さて、こんなところから始まった私の舞踊生活も途中の思春期に断念したものの、２番目の子供を産んだ１年後から再び始まった。

　何故？産後に１５ｋｇ増えた体重が戻らない〜(T_T)子供の頃読んでいた雑誌「りぼん」とか「なかよし」（今も有るよね）”アラベスク”って漫画覚えているかしら？夢中で読んでいて憧れみたいなのあった。クラシックバレエだけど、いわゆるスポコンもの！！是非にも今度は「クラシックバレエ！」って心に決めていたのだぁ。
　ダンスの基礎は全くないわけでは無かったので入るのには抵抗はない。だけどな〜？　レオタード１枚に身を包んだ体は増えた体重でおぞましい程(ｰｰ;)でも「これは試練なのだ！」と頑張った！！それから、はや９年たち今では２０代のときの体重復活よ〜んｖ”継続は力なり”ってコレねー。

　バレエを習っている人ならば誰でも（オバサンでも）、トゥシューズを履いてみたいでしょう！！（爪先立ち）これは何の訓練もしていない人が履くと、とにかく拷問でしかないです。でも、訓練しても痛いのだよ〜。２本脚で立つことも大変。なのに１本脚で立つアラベスクを綺麗に決めるなぞ・・・夢の夢ですよ。３秒キープ出来て、本番でゆとりのある１秒を決められるそうです。ははは・・・私の場合は瞬間芸ってヤツでしょうな(^^ゞ
　もひとつ憧れのものって、衣装ですよね〜！あの・・・チュチュってやつを着て踊ってみたいよね。（踊りにならなくてもさぁ）ジゼルとかシルフィードのように、スカート丈の長いのは「ロマンチックチュチュ」で、白鳥とかのようにお尻が見えちゃうようなのが「クラシックチュチュ」です。クラシックチュチュ着るときは、勇気が要りましたがね。

　それ以外で私が好きなのは、スタジオでレッスンをするって「雰囲気」です。日常生活とかけ離れた一種独特な世界！レオタードに身を包み引き締まる思いで汗を流す・・・。それにレッスンの間だけは、ステップを追うことに集中するので家庭のこととか悩みとかが何もかもぶっ飛ぶんですもの、幸せな時間です。

初心者でもプロでも絶対に欠かさないバーレッスン。プリエ（脚の屈伸運動みたいなもの）からグランバットマン（前横後ろに脚を高く上げる）って決まったメニューがありますが、とってもよく考えられている！バレエに必要な全ての筋肉を訓練するのをバランスよくつかってるの。だけどバレエだけでもなくて、通常の生活をしている方にも良いのですよ。
　これからも日々レッスンに励むことでしょうが、歳相応に訓練していきたいですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オデット姫（H14/08/05）

体力作りシェイプアップにも良いプチ講座

●アンバー
肩を下ろして背筋を伸ばす。
腕は体に触れない程度に、丸くふくらみをもたせて体の横に。
●アンナバン
アンバーの位置から、上体を動かさずに腕を胸の前に。
このとき肩が上がらないように。

●アンオー
アンナバンの位置から、腕の丸みを変えずにおでこの上の方へ持っていく。

●アラスゴンド
アンナバンの位置から、腕をそのまま水平に横へ。ひじは肩より後ろにいかないように。
●プリエ
脚のつけ根から、ひざを柔らかく曲げていきましょう。
○股の間接・ひざ・足首の３つの関節に力を分散させる。その時体重をひざに乗せない

●ルルベ
ひざを伸ばし、かかとをゆっくりアップしていきます。
○脚の内側の筋肉を意識し、体全体を引き上げるように。その時ももの外側やふくらはぎに力を入れない

●グランポールドブラ
ウエストから上半身を大きくつかった動きのこと。

さあ、アン、ドゥ、トロア・・。