『藤　剪定・植え替えなど』

剪定　植付　堆肥の時期

フジ（藤）　マメ科　フジ属　落葉つる性高木
日本情緒あふれる花姿。旺盛に伸びるつる植物なので多彩な仕立て方が楽しめます。
フジは古くから親しまれてきた花木で、日本各地に自生するほか神社や寺院などでよく見られます。つる性なので巻きつきながら成長します。花房が約30〜90cmと長く、蝶形の花が先端に向かって順次咲いていきます。

日本に自生する品種は大きく分けてノダフジ系とヤマフジ系があります。花房が90cm以上と長くなるものを「ノダナガフジ(野田長藤)」と呼び、ヤマフジは花房が15〜25cmと短いが花が大きいのが特徴です。主に日本で「藤(フジ)」と呼ばれ流通しているものは"ノダフジ"になります。棚仕立てでも、株仕立てでも見事な庭の添景となります。多彩な仕立て方で楽しむことができます。

女性的な藤の花ですが、花言葉にもそのような女性を浮かび上がらせる言葉が並びます。
「優しさ」「決して離れない」「恋に酔う」。とても従順な優しさの中には、情熱的な面も隠していることをうかがわせます。

「歓迎」「佳客」。
佳客（かかく）という言葉は、あまり普段は使いませんが、「良いお客様」という意味になります。家の前に藤の花が垂れて咲いている様子は、まるでお客様を歓迎しているように見えます。藤の花のお出迎えなんて、ちょっと嬉しいですよね。また、日本的な花ですので、海外のお客様を歓迎するという意味にもとれますね。

魔女ジュリエット