ジャパニーズソウル

それは・・左側通行から始まる。
鳥居
石の祠は神様の家　よ、って。

灯篭　
提灯がたくさん見えます。さてここは？

松の木

呪文　ん？

装束
銭湯　
ボイラー室
こんぺいとう　おや？

いもりの黒焼き　ふむ。

おじぎ

漢字

九谷焼の壷　ははーん。

おにぎり

番台
たすきがけ　はいはい。

正座

にじり口

踏切の音
たらい船　ありました、ありました。

　さてこれは何のことでしょうか？日本的なものがふんだんに取りこまれているこれは？

　「千と千尋の神隠し」という映画のビデオを見ました。九谷焼を始めとし、金のふすま、ガラス戸、木戸、龍などもあります。橋は三途の川にかかった橋を思わせる。「名前」を忘れて不思議の国で働くことになった。10歳の千尋。トンネルの向こうは不思議の街でした。たった一人で心細くも働くしかない境遇になってしまい、その中でいろんな人に出会い、友達に助けられたり、いじめられたり、不安と戦ってそれでも一生懸命生きて・・人を助けて・・人に愛されて・・そして最後の「決して振り向いてはいけない」「ふりむかないで」という言葉がせつなかった。

　還暦近くに一人で田舎へ行き、温泉で働くようになった、マミと・・母と・・千尋が重なった（マミとは？という人は『2000ソルシエール』「ロイヤルマザー」を読んで下さい）。


♪呼んでいる　胸のどこか奥で
いつも心躍る　夢を見たい

かなしみは　数えきれないけれど
その向こうできっと　あなたに会える

繰り返すあやまちの　そのたび　ひとは
ただ青い空の　青さを知る
果てしなく　道は続いて見えるけれど
この両手は　光を抱ける

さよならのときの　静かな胸
ゼロになるからだが　耳をすませる

生きている不思議　死んでいく不思議
花も風も町も　みんなおなじ

呼んでいる　胸のどこか奥で
いつも何度でも　夢を描こう

かなしみの数を　言い尽くすより
同じくちびるで　そっとうたおう

閉じていく思いでの　そのなかにいつも
忘れたくない　ささやきを聞く
こなごなに砕かれた　鏡の上にも
新しい景色が　映される

はじまりの朝の　静かな窓
ゼロになるからだ　充たされてゆけ

海の彼方には　もう探さない
輝くものは　いつもここに
わたしのなかに　見つけられたから

作詞：覚　和歌子／作曲：木村　弓
歌：木村　弓



　簡単なようでいて、テンポがちょっと難しい歌ですね。でも内容は・・深い。
　この映画のテーマは「　愛　」だった。　　　おわり。