プレオーダー　（チケットゲット顛末記）

９・２７『シャムシェイド』が1日だけ復活します。

先行予約をする。

私がこの信用しきれないノートパソコンで先行予約をすることになった。

故障したパソコンの回復を待ちながら数年ぶりに復活させたノートパソコンで・・・。

信用しきれないと言われたノートパソコンは「失礼しちゃうわ」と思っているかもしれないが、夏バテしたパソコンはいろんな事がスムーズに出来ていたのに、ここは5年ぐらい前の状態でしかもお掃除もしたのでほぼ空っぽ状態。時計は何度合わせてもすぐ２〜３時間も狂う。メールは何百通もが届く。何度消しても同じものが届く。五百通あるうちの５０通ぐらいで止まる。ざっと言うとそんなノートパソコンぶりなのだ。

まず用意したものはピンクの表紙のファイルだ。それには今までのすべての記録が書いてある。ユーザー登録、サーバ名、アカウント、ログイン名、パスワード、セキュリティキー、などが沢山。その中から選び出した３つのＩＤを入れてみる→登録なしと出る。お手上げか。

「Ｅ＋」というのがあった。パスワードとともに入れてみた→「有効期限切れ」と出た。「変更して下さい」と言われ名前住所などすべて入れてみる。すると・・・「すでに登録があります」と言う。何度かくりかえしてあきらめた。そして長女にメールする。

＜ｔｉｔｌｅやめんぴ＞＜ｔｅｘｔいろいろなログインＩＤをためしやっとはいると有効期限切れと言われ入力するとすでに登録ありと出る。よってあきらめたバカなＭａｒｉａより＞

＜ｔｉｔｌｅＲｅ：ありがとう＞＜ｔｅｘｔがんばったからばかじゃないよ。＞

優しいお言葉をいただいてほっとした。開始時間１分で売りきれるチケットもありあせっていたが、急いでいない様子の長女に、先行予約とは予約なだけで急ぐ事はなく申込み多数の場合は抽選となることにも気付き納得もする。がんばったからばかじゃないし・・・。

受信メールをスクロールしたらもう1行が出てきた。ウウウ・・・。

＜多分ね・・・＞

長女が帰って来た。「なにがどうなんだか説明して御覧」と言う。「自分で考えて」などと言う。会社の後輩を指導している気になっているんじゃないか。「何でも書いてあるからよく読んで」などと言う。まず入れた３つのＩＤを言うとハナで笑われた。

「それ、ちがうでしょ」

4つ目のＩＤを言うとうなづいた。

「それだね」

「ところで何が有効期限切れなの」

「この『Ｅ＋』の契約なんじゃないの」

「そう書いてあったの」

「そうは書いてない。ただ有効期限切れって」

なにせ数年寝かせていたノートパソコンだ。数年前だってたいした仕事はしていなかった代物だ。そのノートパソコンでプレオーダーはできないんじゃないのか。

「理由は必ず書いてあるはずだから」

そう言いながらソファーから指示をするだけでこっちに来る様子はない。どうも又私にやらせるつもりらしい。あの時のことが頭をよぎる。

『2002 sharman』「マリアチャンネル」（HP作成秘話）

もう一度やってみた。なんだか初めてのドアが開いた。「カードの有効期限切れ」と書いてある。さっきはなかったのに、そんな言葉が出てきた。数年寝かしていたパソコンだしクレジットカードの有効期限も変わるのは当たり前か。

「カードの有効期限切れ・・・だって」

「ほら。絶対書いてあるからよく読んで。国語だよ、国語」

住所氏名そしてカード番号などはそのままで、有効期限だけを替えて無事先行予約を終えました。私一人では初めてのドアが開かなかったのに、ソファーにいる長女を見て開けたんじゃないか。やっぱりパソコンとスイカは人をみる。。。

＜プレオーダー受付ｅ＋（イープラス）をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。○○○○様のプレオーダーを下記の内容で受付けました。お申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

フフフ・・・。

　

ｅ＋（イープラス）をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。○○様の下記申込みについては、抽選の結果、チケットをご用意することができませんでした。これからもe+をよろしくお願いします。

ウウウ・・・。

『2008セイレーン』「プレオーダー・２」（ｉｎ武道館）