ノヴェンバー２４

ケーキと花を携えプレゼントを渡す。本日ばあばの誕生日。御年87歳の、都ばあばへ。

サーモンケッパー入りポテトサラダ、寿司とお赤飯、そしてフライドポテト＆チキンで。

義弟の教師役の成果を見て感心した。高校受験に備えての勉強、面接の仕方から、論文の書き方、過去問の収集、などかなり精力的に頑張っているファイルを見た。日本の文化も学び、コンサートへも行き、好きなアーティストがいると知ればＤＶＤを借りたり、ＣＤを買ってあげたりしていた。教師役と言うからには生徒がいるわけで・・・中国から来て数か月の子知り合いの子ども二人が生徒だ。

日本語があまり分かってない中国語と、耳が遠い老人語のばあばで大変だったとふざけて言う。コミュニケーションはどこまでとれたのか疑問だが、まあ大変だっただろうと察することができる。二階には勉強部屋ができていて、その隣にはベッドの部屋が広く片付いていた。双子の二人にはかなり心地よいホームステイ生活だったのではないかと思われるがどうだろう。

さて、今日は40日というホームステイを終えた二人を自宅へと私たちが送り届けるのです。さすがに重いトランクを積み込み、お土産のパソコンを積み込み出発します。二晩続けて朝帰りの長女が運転します。来る時に後部座席でぐっすり寝たのできっと大丈夫でしょう。

到着は5時。重いスーツケースを降ろし、勉強道具が入っているのだろうか重いカバンも降ろし、パソコンセットが入った段ボールなどを車から降ろし家へ運び込んだ。ジャスミン茶を頂きほっと一息ついた。

日本語教育の為と子供をホームステイさせようと決心したお母さんは

「最初の一週間は寂しかった」

と本音を漏らした。そのマヨママのお料理をいただく。

ゆでトリ　（中国のスパイスが入っていると踏むがしおこしょーだけだと言う）

かぶきゅうりにんじん白菜のお手製キムチ　（「お手製」が通じなかったっけ。辛味が効いていておいしい）

牛すき（モンゴルのゲルのような形をした鍋のふたをとると、牛肉がコンビーフのようになるまで煮込んでありめっちゃうまい）

えのきと春雨のカレー（市販のルーではないマイルドな味付けでいくらでも食べられそう）

レンコン団子とピーマンきくらげ（レンコンをすりおろして片栗粉と砂糖少々を混ぜて揚げ、そして野菜と炒める。長女が16年前に食べたことを覚えていた。それほど衝撃的においしかったのだ。『2002シャーマン』「チャイニーズレストラン」

海老ブロッコリーしいたけのあんかけ（野菜のゆで具合やアンの加減がほんとに上手）

卵しし唐の炒めもの（いり卵をしおこしょうしょうゆで味つけし、しし唐の色付けを）

春巻き（ただ、ただおいしくて中身も見ないで食べた。ほんとは見たけどよく分からなかった）

冬瓜ときくらげのスープ（写真撮り忘れた。白い汁だった。鍋にレードルで）

ジャスミンティーとビールにて。お料理がどんどん出てきて驚きだ。私は一品作ると満足して又は疲れてソファーに倒れこむなどと言われ自分でも納得する。中華風の味がするが、材料は近所のスーパーで調達すると言うし、塩コショウ醤油ぐらいの味付けだということで更におどろく。全部が全部、美味だった。さすがの本場中国料理！！ほんとに御馳走様でした！！

40日間のホームスティを終え自宅に戻りほっとした様子の双子っち。

15歳。かわいい！（写真は・・・ｎｏｎ）