Ｍｙ　ｄｅａｒ　Ｆｒｉｅｎｄｓ

八小軍団

「Ｍの夢を見たんです」と彼女は言う。

「せまいところに私とＭが吸い込まれていくんです」

「でも怖いところじゃなくて明るくていいにおいがするんです」

「何度も名前を呼んでいました」

笑っていたか幸せそうだったかと知りたくて「どうだった？」などと聞いている。

小学校のときのように三つ編み・・か。

ＭにはＭｕちゃんの声は聞こえないの・・か。

パレスに行く時、スーパーマーケットの片隅で昼食をとると聞き、『フレンチ』という店を教えた。駐車場も広いし結構おいしいしきれいな店だし結構広いしとお勧めしておいた。私たちが毎回遠回りして見ている、芝生に横たわっている『ウシクンタチ』も教えてあげればよかったな。

6/15　Ｍｕ、Ｋａ、Ｍｉ、Ｔａ、Ｓａ、Ｍｉｋ、Ｈｏ、報道関係のＡちゃんは地震対策で待機しなくてはならないのでと、言い出しっぺのＨは仕事の休みがとれなくてと２人の欠席がありつつ、７人の客が来た。玄関を入ってくる子の中に知らない子が約２名いる。まあ、落ち着いてから名前を聞こう。とりあえず部屋へサロンへと誘導する。

司法試験に向け頑張っていた彼女は今年すでに一時試験に合格している。二次試験を通過すると『弁護士さん』という人生がスタートする。それにしてもみんなゴールインしてゆくな。21歳で結婚していた子Ｈ、4か月前に結婚した『消防士さん』Ｋ、新しい人生のスタートを切ってゆくなあ。『夢に出てくるのは、自分が想ってるからじゃなくて、相手が自分を想ってくれているから』との説が正しいと聞いたことがある。電話でＭの夢を見たと教えてくれ、今サロンにいる彼女が言う。

「Ｍの夢を見たんです」

「ママが黒い帽子をかぶっていて私たちがサロンへ行くと『もうすぐＭが来る』って言うんです」

それは、予知夢か。。。

5/18『Ｍファミリー』というお友達軍団がパレスへ行っている日だ。

6/1　『Ｍファミリー』というお友達軍団の中のふたりの結婚式だ。『Ｍチャンネル2008』「ハッピーウェディングﾞ」

6/2　昨日の晴れた一日とはうって変ってどんよりと曇って寒いほどの一日を過していたところに電話が来た。

「パレスに行きたい人が初めての人も含めて９名います。そのあとサロンへも行きたいのですが・・。」

7/16　Ｍちゃんと同級生のＫです。7/25の件で電話がくる。

7/25　Ｋ君が、ＨとＨ−たんのために再度運転手をし、パレス経由そしてサロンへ。

転校してきた時の話を聞く。Aちゃんといつも一緒にいて走り回っていたと、歩いているところをみたことがないほどだと言う。『二人で一人って言っていたんですって』そのAの結婚が決まりもろもろの話をするが３年もサロンに顔を見せないのにどうしていろんな連絡が入るのかと不思議がるKに真相を語る。Aのママが報告をしに来てくれると。ブーケを持ってきてくれて深刻な話をする。落ち込むこの親子を逆にはげましているのだと報告する。

『Ｍがたくさん出演したんですよ』

長かった髪をベリーショートにしたH−たんの結婚式のスライドに、『小学生の時の写真や成人式の時などたくさんＭちゃんがいました』とH−たんが言う。つい先日ビデオクリップのような映像を作り結婚式で流したというCDを見て、密かにＭを探したことを思い出し、それはうれしいことだとおもった。教えてくれたH-たんの笑顔がまぶしかった。去年５月１０日に来られなかったH-たんにアロマキャンドルを渡した。これで『魔女ジルの帰籍�W』の中にある占いができることでしょう。

『Sからのラブレターは読むたびにママが泣く』Kに質問されて『Ｍが一番好きな顔と言った男の子の話』などをするとHが反応し、『おっと』　と思う。そういうキャラでいくらしい彼はソファーにいる熊のぬいぐるみをＭと思っているふしがある。首に名前が書かれた千社札をかけ、そう思わせているということもあるのだが・・・。

さらにＫがＨに言う。『プリンターを見てごらん』。ブラザーの最新のプリンターの名前を見せ感心させる。帰りがけにも『ここＭの部屋・・・』と言う声が聞こえていたし・・。

６月にパレスに行けなかった子をのせＫが運転し、仕事で休みが取れなかったＨ、または結婚式を一週間後に控えていたので５月のお誕生日に来ることができなかったＨ−たん、２人をパレスにそしてサロンへと連れて来てくれた彼は、湘南グッズ（ワイン赤白、江ノ島ビール、湘南サブレなど）を、そして梅グッズ（チョーヤの梅酒PIO、うめしば）そして、カバヤカリポリキャンディ、PEZなどの、家族またはMがよろこびそうなものを持ってきてくれた。

『このトシになって小学校の時の友達とドライブしてるってすごいことだと思うんです。』

『高校生とかでなく小学校の友達っていうのがみんなに驚かれるんです。』

結束させた『絆』を、更に続けさせているＭの力はすごいと言ってくれます。

『あの場所で小学校時代を過ごしたという、土地を誇りに思う気持ちというのも根底にありそうだな』

などとパパは分析する。皆が納得し駅舎が描かれたキーホルダーが文房具屋で売られている話も出る。

確かにクリーンで魅力的なあの土地でのあの頃は良い思い出がいっぱいだ。

できることならあの時代に戻りたいほどだ。

あの時代からやり直したいくらいだ。