テクノストレス（携帯・スイカ）
「９時半頃着」 「１０時半頃着」
夫が会社から帰ってきてご飯も食べ終わった頃、当人からのメールが来る。届くのが遅い。
暗号を決めた。
「９時半頃着」そのあとにご飯いらない時には「 X 」をつけるってどう。いるときは「 ○ 」。とってもお腹がすいているときは「 ◎ 」。私はしっかりご飯を作らないからどうでもいいんだけど、気分の問題で、何とかしなくちゃいけないのかなと考えたりしないで、ゆっくりパソコンに向かえたり、テレビを見たりできるから、そうしましょう、とテレビの碁に見入っている夫に提案した。
メールが来た。「１０時半頃着◎」
うーんうれしくないメールだが、昨日の話をちゃんと覚えていてくれたと思い、しょうがないのでなんとなくご飯を作っていたら、なんと満腹で帰ってきた。おなかいっぱいっていう印をつけたと言う。
それは正反対です！！
それにつけても携帯の怪は底知らずだ。
「題名を付けなくてはいけない、俺はちゃんとした形で送る」
と主張する夫。そこで「到着はまだか」というお父様からの送信に「もうすぐ到着する」と車の中から返信を送る。運転中の夫に代わりちゃんと送ろうと夫の携帯を操作する。できない。題名も書けない。もたもたしていたらこれは何とかメールだから題名は要らないと言う。なんだよー。
写真を送ってもらおうとすると、ドコモとドコモならどうだがＡＵだからだめ。メールでさえアドレスを入れてもだめ、これはスカイメールだからだめ、ダメダメだらけの携帯、使えない！！わからない！！『２００１ウィザード』「カサブランカ」にも（おばさんの携帯）という文がどうどうと載っています。
そしてパスの怪。財布をのせるだけでいいなんて夢のよう。長女と出掛けると便利に感じるが、ひとりだと不便に感じる。それはスイカ＆パスネット。銀座からの帰り道、友達と乗るときはさっそうと財布をのせて通過した。自宅近くの駅に着き、連絡口を通る時、一瞬迷って隣の人の真似をした。それはいろんな場面を経験しようとする余裕と言えるかもしれない。スイカ＆パスネット２枚を財布から出して、隣の人のように同時に改札の口に入れた。
ググーッ！！詰まった。
隣の人がベルを押しに行った。駅員サンが来てくれて私達ふたりは連絡口ではない方に連れて行かれる。カードに操作して「これでいい」と言われ、新たに違う線の改札に行く。パスネットを入れた。
ガシャン！！閉まった。
詰め所に行く。ベルを押しに行ったさっきのおばさんもいた。カードを操作して「これでいい」と言われる。なんだか解らないがまあいいかと階段を降りてホームへ行く。長女と出掛けた時あんなに便利と思ったのに何だか使いたくない気持ちが残る。
スーッ！！
到着駅でおそるおそるパスネットを入れたら・・通れた。
機械をとおすもの（パスネット）と上に置くもの（スイカ）の区別。パスネットの２枚目につなげる時は２枚同時に入れてもよい。連絡改札を通るとどうのだから・・とか。乗った事にならない、降りた記録がないなどの認識がある・・とかいろんな障害がある。おばさんは大変だわあ。そんな話が『２００２シャーマン』「シャイ&モード」にもありました。そんなに恥さらしてどうするんだという話ですけどね。そしてチャージをする時ついでに長女にもしていいよとお金を出してあげると非常に喜ぶことを発見した。
この資料でさらに勉強することにいたしましょう。
携帯電話は個人情報の宝庫。今や紛失した際のダメージも計り知れないものがある。落としたとき、どこに電話すれば回線を止められるのか、どのようなデータバックアップサービスやアフターサービスが用意されているのか。各キャリアごとに見ていこう。なお回線停止の電話番号を携帯やPHSのメモリに保存しておいても、端末を落とした際には役に立たない。番号をメモしたものをサイフや定期入れに入れておくといいだろう。
●なくしたケータイのありかを探すサービスも〜au au携帯電話を紛失した場合、「0077-7-111」に電話すると回線を一時的に止めてくれる。auでユニークなのは、なくしたケータイのありかをPCや友人のau携帯電話で探せるサービス「EZお探しナビ」が用意されている点（月額210円）。紛失時に検索するとGPSの測位で位置が分かる仕組みだ。なくしたあとには契約できないのと、月額利用料を払わなければならないのが難点だが、不安な人は申し込んでおくといいだろう。 端末内データのバックアップについてもauはさまざまなサービスを用意している。ネット上にフォトやムービー、アドレス帳をバックアップしておける「EZメモリーポケット」は、2Mバイトまでのデータは月額105円、20Mバイトまでが月額315円で利用可能。また最近のメモリカード対応機は、大半が外部メモリへの端末内データバックアップに対応している。予備のカードにバックアップしておけば、アドレス帳データを失わずに済む。
●KDDIでは、「EZお探しナビ」と「EZメモリーポケット」を合わせて月額315円で利用可能なキャンペーンを9月末まで実施中だ。
●FeliCa機能は止められない〜ドコモ ドコモの携帯電話を紛失した場合、「0120-800-000」に電話をすると、回線を一時的に止めてくれる。ただしFeliCa機能については端末を紛失した際、キャリア側で使えないようにする仕組みは今のところ用意されていない。現状では「F900iC」のみ、落とした携帯にあらかじめ設定した回数の電話をかけるとFeliCa機能をロックすることが可能だ。
●ドコモのデータバックアップの対応はどうだろう。ネット上へのアドレス帳データのバックアップサービスは提供していないが、端末によってはメモリカードにアドレス帳データをバックアップできるものもある。予備のメモリカードに電話帳をバックアップしておくといいだろう。PCを持っているユーザーなら、ドコモサイトで配布されているデータリンクソフトと接続ケーブルを使えば、PCへのデータバックアップが可能だ。またドコモショップでは、アドレス帳データをフロッピーにバックアップするサービスも行っている。端末を紛失した際に、新しい端末とフロッピーをショップに持っていけば、フロッピー内のアドレス帳データを端末に書き込んでくれる。
●フロッピーを使った書き戻しサービスの注意点 フロッピーにアドレス帳をバックアップするサービスを利用する際、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ端末のユーザーは注意が必要だ。SO502i以降のソニエリ端末で、書き戻し用機器「DOCOPY」を使うと、暗証番号がクリアされ「0000」に戻ってしまうのだ。ソニエリ端末ユーザーは、書き込み終了後に暗証番号を再設定する必要がある。
●メモリカードにバックアップ〜ボーダフォン ボーダフォンの携帯電話を紛失した場合、「0088-21-2000」に電話すると、回線を一時的に止めてくれる。ボーダフォン端末は、外部メモリ対応機のほとんどが端末内データのバックアップに対応しているので、予備のカードにバックアップしておけば、端末内データを失わずに済む。ネット上へのバックアップは、「J-SH53」「V601SH」など一部端末でアプリを経由した形で行える。
●ツーカー ツーカーセルラー東京は、緊急中断受付の専用電話番号がある。「045-683-5600」だ。ネットや店頭でのアドレス帳バックアップサービスは特に提供していないが、紛失・盗難のための機種変更の場合、特別価格で機種変更が行える「ツーカー安心サポートサービス」が用意されている。なおツーカーセルラー東海は「052-977-0157」、ツーカーホン関西は「0077-787-151」に電話すれば回線を一時的に止められる。
●DDIポケット DDIポケットのPHSを紛失した場合、「0077-775」に電話をすると、回線を一時的に止めてくれる。 端末内データのバックアップは、PCへのバックアップ手段が用意される。同社サイトには「H"問屋」というソフトが用意され、PCとPHSをケーブルでつなげばバックアップが可能だ。現行ラインアップの音声端末すべてに対応している。
au、KDDI、ドコモ、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ、ボーダフォン、ツーカー、DDIポケットとたくさんメーカーがあって覚えるだけでもたいへんだー。この資料も飛ばし読みしたしい・・。
メールが来た。
「７時半頃着◎」
「◎の意味は分かってるんでしょうね。鶏からでもするとしようかなと」
「◎◎◎◎◎◎」
メールが来た。
「10時半頃着△」
△って・・・どうしたらいいのでしょう。。。なにもしない方向で。。。
「八時過ぎ頃着Ｘ」
「間違い◎」
＜Ｒｅ：？？？＞私もどっちがどっちかわからなくなったのさ。ま、残り物でもかたづけてくれい。
「九時過ぎ頃着 腹減」
＜Ｒｅ：○＞腹へりとは、いるの意味で○ですね。
「湯豆腐とかいいかも」
と、プレ老夫婦のメールはつづく・・・・・・・・・
