そしてカテドラル。 夢の教会でした。祭壇の彩色彫刻が目を引く中央礼拝堂を囲むように22の礼拝堂がある(ナント)。ルーカ・ジョルダノによるフレスコ画が大天井を飾る聖器室と次の間は、グレコの「聖衣をはぐ人」とはじめ、ゴヤ、ヴァン・ダイク、ルーベンス、などの絵画館。宝物室の「アルフェの聖体顕示台」は高さ3メートル、重さ180キロの壮大なもの。年に一度、聖体祭のときに戸外に持ち出され、聖行列を飾るそう。たくさんの教会の中で私はこれが一番と思う。信じられないほど豪華な教会。ウーン絵はがき購入。
トレドのクネクネを満喫した私達はちょっとBreak time。マクドナルドへ入ってみた。内装はまるで日本と同じ。でも外人ばかり、しかも家族連れが多い(フ シ ギ)。だって日本は若者達のたまり場でしょう。
<CARRID DE VACALHCONNってナニ?>
そして昨日の私の店 Plaza de la Estvellaへ。あの人形、大も小も買おうと決心して行ってみたらなんとシャッターが閉まっている。コレ私にとってかなり大きな事件。ひょっとしたらスリよりも。焦りまくって10メートル位離れた店まで行って「あそこの店はなんで閉まっているのか」「人形を買いに来た」「CARRID DE VACALHCONNという看板があるがどういう意味か」とスペイン語で聞いた(エヘン)。そして今日から休みで7日後でないと帰ってこないということを知った。
オリビアは店の前を通りかかった学生に色々聞いているところだった。教科書をかかえたクリスティーナは、オリビアの持っていた本の辞書のところをずうっと捜して<人形はおもちゃ屋にある>という結論出るまで30分も付き合ってくれた。 手に入らなかったけれど、希望はつながった私達はホテルへ戻りカワイイホテルを名残惜しいがチェックアウトして強い日差しの中バス乗り場へ向かった。
<変なバス事件>
夕方マドリッドへ。トレドへ来るとき2両つながっている変なバスで、その2台目に乗ったのでオリビア酔って吐いた。最初連結部分にも椅子があってそこに座ろうとしたオリビア、そこは揺れるでしょうと2両目に座っておいたからこれで済んだものの(ってドレ)。ココで私の小学校のヨシオミツエ先生よりの酔わないコツ伝授。(背中ピタッと椅子に着け、お尻まで隙間なく椅子と一体化ってカンジに座る)。しかし帰りはなんと新型のバスらしく快適に・・・コツも効いた?
<キョウフの8:30事件>
常宿オテルサンタンデルへ到着。トレドから帰って少々疲れた私達は夕食の為、隣のバルへ。「8:30だがいいか」と言われ、今8:00だから急いで食べようということでSi(OK)と。作る気配のない店の人たちと目を合わせようと必死。あと15分で?ま いいかと笑い、あと5分で?そりゃむりだろうと笑う。それにしてもこれおいしいよね。待っている間出されたオリーブのおいしいこと。
**オリーブのおつまみ***オリーブに、にんにくみじんと大葉のみじん切りを混ぜ、ドレッシングで。ビンに入れ冷蔵庫に保存しておけばかなりもつ。今でも家で作って食べてる。
とうとう8:30になってしまった。食事はどうなるのと思った途端、奥へと言われピンときた。MsTezukaが表はバル、奥はレストランと説明してくれていたじゃないか。まずワイン。料理はこっちのメニューとこっちのメニューから2つ選べとか言われて2つづつ注文。一皿の量がすごくて、二皿目が来たときめまいってやつ?貧血っぽくなってしまった私。なにもかもゆっくり出てくるので、なんとコーヒーまでで2時間半この店にいたことになる。オーストラリアの青年2人が隣のテーブルに来て少し話しをしてたんだけど盛り上げる気力はありませんでした。ビーノティントのデカンタ半分くらい残っていたので彼らにあげて店を出る。
ホテルへ戻り風呂入って寝る。