3/17（金）　朝、ホテルのロビーまで迎えが来てミュンヘン・フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港へ行く。エリアＤ発。

鍵をふたつかけ、ナンバーの鍵をかけ、ベルトをしていたのに、鍵を壊されてふたが開いたという紙を入れられたﾄランクは、パリ・シャルル・ドゴール空港ターミナル２ホールＤに到着した。ローテンブルクの街の石畳を引っ張ったせいか車も一つ落っこちて空港の荷物のベルトから降りてきた。おどろいたご主人様は保険や問い合わせた。鍵が開いていたのは抜き打ちチェックにひっかかったということかもしれないと言われて、そのために鍵を閉めないでと言われませんでしたかなどと聞かれたご主人様はつぶやく。
「言われないしー」

パリの街を東西に走るセーヌ川沿いには、美術館や観光名所が集まっています。コンコルド広場「革命広場」として知られるこの広場は、ルイ16世やマリー・アントワネットなど多くの命が消えた場所です。広場の中央には高さ23mのルクソール神殿のオベリスクが建っています。ブルボン宮はコンコルド広場を中心にパリ市内の教会のなかで、唯一古代ギリシャ風の外観をもつマドレーヌ寺院と対比させています。
シャンゼリゼ大通りは、オープンカフェやショップの集まる並木道。凱旋門はシャルル・ド・ゴール広場にそびえます。高さ約50m、幅約45m。屋上は展望台になっていて観光おすすめスポットだとか。

CYCLE１１　イルミネーションツアー

「チケットもきちんと整理され地図にも判りやすく印をつけてくれて、ケルンの大聖堂を訪ねたいと言うと時刻表を同封してくださり安心して旅に出ることができました。しかし・・・」
期待していたパリのホテルはさすがゼロ星というだけあって部屋がしょぼい。昨日のゼロ星はゼロということがわからないほどきれいだったのに、今日はなぜこんなにひどいんだ。そうかゼロ星だからかと納得する。帰ってからシャルル・ド・ゴール空港へ迎えが来なかったこと、タクシー代の領収書と合わせて旅行会社にホテルの苦情も言っていましたね。温厚なご主人様もさすがに・・・キレテましたね。

CYCLE１２　ブリタニ－

3/18（土）　ベルサイユ宮殿見学ツアーへご主人様とマミ様の２人が参加するそうです。お嬢様は今日は別行動でパリを歩かれるようですよ。お年頃のお嬢様が不案内なパリを歩くなんてちょっと心配ですね。ところで・・・私を捨てるかどうしようかと相談しています。こんなにご主人様にお仕えしてきたわたしだというのに・・・パリに捨てていかれるなんて・・・それも楽しいかも・・・いえいえ考えられないこと！

＜パリ郊外(パリから南西20kmほど)にある贅を尽くしたブルボン王朝の象徴ともいえるのが、このベルサイユ宮殿です。1682年ルイ14世が建てた豪華絢爛な宮殿と庭園のあるベルサイユは、1789年の大革命までフランスの政治、文化、芸術の中心となる宮廷でした。門を入ると、大理石が敷きつめられた中庭があります。＞

見学後、３時頃ホテルに集合し、一休みしてから３人で出掛けて行きましたね。高島屋、プランタンなどのデパートめぐり～そして（スーツケース購入。とうとう私に替わる新しいスーツケースを購入してしまいました。私こと「パープルマレタ」は強制的に２代目にとってかわられ、私を捨てるかどうしようかという相談は、いよいよ佳境に入ります。＜パリ（ゼロ星ブリタニ－泊）＞

CYCLE１３　ベルサイユ宮殿

3/19（日）　今日は成田へ帰るラスト日です。私パープルマレタはパリの郵便局から送料２万円で送ると決まったようです。私は日本まで連れて帰ってくれるのでほっとしているのです。今回新しいスーツケースがお目見えしました。パイソン柄の『シュネーバルパイソン』と今は静岡にある軽量ブラック『マミブラック』です。そして復活したわたくし『パープルマレタ』。パリからやってきた新しいスーツケース、紫色にピンクのポイントがあるスーツケース、パリ出身その名前は、かのホテル名『ブリタニ－』に決まったそうですよ。

CYCLE１４　ＬＡ　ＰＯＳＴＥ騒動

CYCLE１５　ヴァリーズ　センド　ジャポン

フランスの国語教育の大切な柱の一つが「暗唱」です。たとえばパリをこよなく愛したギヨーム・アポリネールの「パリへの旅」を暗唱します。小学校からフランス人は暗唱を通して美しいフランス語を覚え、それをもとに自分のフランス語を磨きます。なにかさがしてみましょうか。

イギリスの大英博物館、ロシアのエルミタージュ美術館とともに「世界3大ミュージアム」といわれているルーブル美術館。東西約１km、南北約３００mの壮大なルーブル宮に、３０万点ものコレクションを収蔵する世界最大級の美術館。ルーブル宮はコの字型になっていて、中央はピラミッドと噴水、彫刻のある広場。話題になった本「ダ・ヴィンチ・コード」にも出てくるリシュリュウ翼シュリー翼ドノン翼があります。
（ルーブル美術館の公式サイトへのアドレスhttp://www.louvre.or.jp/louvre/QTVR/japonais/）
「ラ・ジョンダ」　レオナルド・ダ・ビンチ作、1503-1506年頃の油彩。板、77×53cm。通称は「モナ・リザ」だそうです。

CYCLE１６　ダ・ヴィンチ・コード

パリ・シャルル・ドゴール空港ターミナル２ホールＦ2へ到着し成田行きのフライトのチェック・インを済ませ免税手続き出国審査、セキュリティ・チェックを通り出発時間の３０分前には、屋根が前面ガラスで夜は明かりで鏡のように私達が写っているという場所で搭乗時間までを過ごし、搭乗ゲートに。夜２３時、エール・フランスの直行便で帰国の途へ。

「ピーング　ポーング！」
ご主人様の玄関に置かれました。宅急便やさんがベルを鳴らします。着た洋服や、着なかった洋服、使わなかった傘３本や、エジプトのお菓子も入ったわたしくしパープルマレタのお帰りです。19日ぶりに会うことができるのです。パリからの一般的な所要日数は船便で約50日間、航空便では約10日間ということです。19日かかったということは・・・・・その訳は・・・・・あっ待ちわびた様子でご主人様が玄関まで廊下を走ってきています。
「ただーいまあ！！」
「はあーーーい！！」

CYCLE１７　ご帰還

　　　　　　　　　　　　帰国後、私は完璧な形に修理され、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　又の出番を待っているので・・・ございまするぅ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ｂｙパープルマレタ）。。。