今回新しいスーツケースがお目見えしました。
『パイソン柄』と『軽量ブラック』です。

でもさすがの先輩である私は一番大きくて、キズも、ま、少々あるものの、それは貫禄と言っていいでしょう。わがご主人様とそのお嬢様、そしてお嬢様からはおばあさまにあたるマミ様、その３人で出かける、つまり３世代で行くという旅のお手伝いをすることになり、わたくしこと『パープルマレタ』は張り切っているのでございまするう。行き先は・・・ゲーテ、古城、アルペン、エリカ、ファンタスティック、メルヘンなどの街道で有名な国、そうドイツです。たくさんある街道の中でも一番代表的なルート、『ロマンチック街道』をたどるそうですよ。

07：35新東京国際成田空港第一旅客ターミナル４階団体集合カウンターから出発です。ご主人様は外国旅行がスキですから元気なのはわかります。マミ様も４階までのエスカレーターを自分用のトランクを引いて軽やかに歩いています。お嬢様は老人２人に気遣いをして両替コーナーへも一人で走ります。出だし好調なかなかいい図です。エールフランス利用で12時間50分を機内で過ごしました。＜3/12（日）　機中泊＞

CYCLE０１　辞書（Ｌｅ　Ｄｉｃｏ）

＜3/13（月）　ドイツまでの乗り継ぎでパリ・シャルル・ドゴール空港に寄った時の話で持ちきりです。そのためにマミ様は疲れ果て夕食はホテルで待つという方向に決まったようです。一体何があったやら。私はその時飛行機の荷物置き場にいたのですから詳しいことはわかりませんが、大人のくせに迷子騒動・・だそうですよ。やれやれ。どうやら会えた３人はドイツへ向けて又機上の人にぃぃ。。。パリ・シャルル・ドゴール空港ターミナル２ホールＤ発

CYCLE０２　どこさ、困った（迷子の顛末）

CYCLE０３　降って湧いた旅行の顛末

CYCLE０４　やっと会えたね（迷子の結末）

エールフランス利用ドイツフランクフルト空港ターミナル２エリアＤ1時間25分後到着。迎えのバンに乗り到着したホテルの窓からはトラムが見えます。トラムとは路面電車のことでして、街中をカラフルなトラムが走る街、とは、ここフランクフルトです。ちなみにウーバーンＵーＢｕｒｎとは地下鉄のことです。
マミ様をホテルに残して出かけた二人は広い駅地下の店でハンバーガー、生ハム、チーズ、オリーブ、水などを調達して戻って来ました。ホテルのテーブルに広げてこれが今日の夕飯ですかあ。＜フランクフルト（４つ星サヴォイホテル泊）＞

CYCLE０６　４つ星ホテル

3/14（火）　今日は１日フリーの日です。でもご主人様たちはある街を訪ねる計画を立てていたのでした。その街とは、ローマ帝国時代からの歴史ある町。現在では国際見本市やメディア、ドイツで最も盛大なカーニバルが開催される町としても知られるケルンです。なんでもそこにある大聖堂を、もろもろの事情から見たいそうです。もちろん私はホテルでお留守番！

３月とはいえ空気が大分寒いこの地方ですが、お天気は良く晴れ渡っています。ドイツの新幹線ＩＣＥのチケット取りに少し手間取ったものの待っている二人のもとにお嬢様が戻ってきた時、手にはしっかり３人分のチケットがあったということです。英語がお得意のお嬢様に全面的に頼っているご主人様です。ドイツの新幹線ＩＣＥは、日本の新幹線、フランスのＴＧＶに次いで、世界で３番目の超高速鉄道なんだそうです。

＜ケルンのカーニバルはヨーロッパでも特に有名。その昔、キリスト教の重要な行事である復活祭(イースター)の40日前は断食の時期(四旬節)であったが、その厳しい期間に入る前に行った無礼講のお祭りがカーニバルの始まり。復活祭の日程が毎年ずれることから、カーニバルの日もその年によって違う。
2006年は2月28日。その前日の27日は｢バラの月曜日｣と呼ばれ、大パレードが行われて盛り上がる。ドイツ最大のケルンのパレードは6kmに及ぶ。約9000人が参加するパレードすべてを見るには3時間かかり、華やかに飾り付けされた山車からは沿道に140トンのお菓子や70万枚の板チョコ、お花、人形などが撒かれるそうですよ。＞

ケルンの大聖堂を見学した３人は夕食となり、昨日飛行場を走り回ったのに今日は大聖堂のらせん階段を登ってしまったマミさんは、又ホテルでお留守番です。ご主人様とお嬢様はマミ様に、ドイツの街並みもお店もビールも経験させたいのですが、しょうがなくふたりだけで外出して行きました。ステキなお姉さんがいた薄暗いパブでおいしいビールを飲んだという２人はケバブのお土産を持って帰って来ましたね。
＜フランクフルト（４つ星サヴォイホテル２泊目）＞

CYCLE０５　ケルンの５０９

3/15（水）　朝、フランクフルトにある１０分程離れた所にあるホテルの前に集合しJALユーロエクスプレスでバスツァーとなる。JALユーロエクスプレス日本語ガイド付きの特別バスで巡る旅はゆったりとしたシートで寛ぎながら、車窓の風景を楽しんだ。
＜ロマンチック街道は、ヴュルツブルクからフュッセンの間にある26のロマンチックな中世の町を結ぶ全長約350㎞のドイツ観光ルート。ドイツの歴史文化、景観を誇る町々はもちろん、自然、陽気な南ドイツ人に触れられる人気の街道である。１）ロマンチックな小さな中世都市（ローテンブルク、ディンケルスビュール、ネルトリンゲン）、２）中世の大きな町（ヴュルツブルク、アウクスブルク）、３）バイエルン地方とルートヴィッヒ王のロマン（フュッセンなどがあります＞

CYCLE０７　ハイデルベルクの城について

＜ドイツの中・南部を東西に走る「古城街道」と、南北に伸びる「ロマンテイック街道」との交叉点に位置する古都ローテンブルクの町は、2．5キロに及ぶ城壁で囲まれており、その中央にはマルクト広場Marktplatzと呼ばれる広場がある。昔からこの広場には、町中の人達が水汲みに来た泉があり、決まった日に市場が立ち、町の守護聖人を祭った教会ドームDomないしミュンスターMunsterと呼ばれる司教座教会があり、市民の自治の拠点として造った市庁舎があり、定期的に人々が集まっては議論し共通のル－ルを決める慣習（民主主義の原点）があった。従って、旅行者が歴史的古都を訪ねる場合、真っ先に目標とするのがこのマルクト広場である。＞
＜ローデンブルク（３つ星ライヒ・クーヘンマイスター泊）＞

CYCLE０８-1 　ローテンブルクの街について

CYCLE０８-2　FIFAサッカーについて、結果など。
　　　　　　　　　　４年前の様子は『２００２シャーマン』ナンバー１２　にて御覧あれ。。。

3/16（木）　・ローテンブルク→ノイシュヴァンシュタイン城→ミュンヘン
ノイシュバンシュタイン城　フュッセンからはバス。徒歩でも1時間位。ホーエンシュヴァンガウからはミニバス､馬車（10分程）､もしくは徒歩で約40分。ミニバス､馬車の降車地から城入り口まで歩いて約15分。ですがお城のすぐ下までは徒歩のみ。昼食をチェジウと終えてから城へ向かう。２頭立ての馬車に乗りましたね。

CYCLE０９　ホウエンシュバンガウ～ノイシュバンシュタイン城（白鳥城）へ

ミュンヘン中央駅まで来てここで行き先によりツァーは二つに分かれる。さらに又ホテルごとに別れ、３人だけになったご主人様たちはミュンヘン中央駅からガードをくぐり交差点をいくつか渡る。ホテルを捜してがたがたの石畳を歩く。ローデンブルクの街と合わせてこれは私こと『パープルマレタ』に、つまりトランクにダメージを与えることとなる。。。そう、大ダメージを。。。。。
＜ミュンヘン（ゼロ星トリップ泊）＞

CYCLE１０　ミュンヘン